脳梗塞による後遺症のリハビリはどんなことをするの?

2020.10.06

カテゴリー: Uncategorized

頭痛 脳卒中

脳梗塞を発症した場合、治療を受けたとしても後遺症が残ってしまうケースは少なくありません。

その後遺症を軽くするために欠かせないのがリハビリですが、リハビリの内容は脳梗塞を発症してからの期間によって異なります。

そして、脳梗塞による後遺症の期間を大きく分けると急性期、回復期、維持期になります。

今回は、脳梗塞による後遺症のリハビリの内容を時期ごとに紹介します。

 

脳梗塞による後遺症(急性期)のリハビリ

頭痛 脳梗塞

昔は脳梗塞を発症したらすぐに身体を動かすのはよくないと言われていました。しかし、現在では、脳梗塞の後遺症に対しては、できるだけ早めにリハビリを開始することが推奨されています。

そして、脳梗塞による後遺症のリハビリは、発症してから2週間くらいまでの期間である急性期が、特に重要だと言われています。

急性期のリハビリでは、寝たきりの状態が続き、筋肉や骨が委縮したり、関節が硬くなったりすることで運動機能が低下する「廃用症候群」の予防が主な目的になります。

具体的には手足の関節を動かす、寝返り動作をするなどのリハビリをします。

また、症状が軽く頭を起こしても問題がないと判断される場合は、座る訓練をおこなうこともあります。

 

脳梗塞による後遺症(回復期)のリハビリ

急性期を過ぎて病状が安定してくる回復期では、脳梗塞の後遺症の症状に合わせて、日常で必要となる動作ができるようになるためのリハビリをします。

回復期のリハビリでは、自力で立ったり座ったりする訓練や車いすに移動する訓練、着替えや入浴、食事、トイレなどで必要となる動きをする訓練などを繰り返しおこないます。

また、呂律が回らなくなる構音障害の後遺症がある場合は、口、舌、喉の筋肉を動かす訓練や言語聴覚士による発声練習などもおこなわれます。

 

脳梗塞による後遺症(維持期)のリハビリ

急性期、回復期を過ぎて退院した後(維持期)も、身体を動かさないでいると、身体の機能が低下してしまうので、引き続きリハビリをする必要があります。

維持期における脳梗塞の後遺症のリハビリは、回復期にしていたリハビリを継続したり、散歩や軽い運動をするなどします。

維持期のリハビリは基本的に自宅でおこなうことになりますが、クリニックの物理療法を受けるのも効果的です。

 

まとめ

脳梗塞による後遺症のリハビリの内容について紹介しました。

リハビリによってすぐに回復したいという気持ちが強すぎると、なかなか改善がみられずリハビリを諦めてしまう人も少なくありません。

脳梗塞の後遺症によるリハビリは、長期的におこなう必要があるという気持ちを持ち、コツコツと取り組んでいくことが大切です。

近年では、再生医療によってリハビリの効果を高めるという方法もあります。脳梗塞による後遺症で悩まされている人は、再生医療を検討してみてはいかがでしょうか。

 

No.0006

監修:院長 坂本貞範

このカテゴリーの最新コラムはこちら

前後のコラムはこちら