くも膜下出血の再発の前兆ってあるの?

2021.01.05

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頭痛

くも膜下出血は非常に恐ろしい病気と言われています。なぜ恐ろしいと言われるのか、その理由として挙げられるのが、命にかかわる病気であること、そして再発率の高さなどです。

くも膜下出血を発症し、治療を受けた後も再発しないように気をつけなければなりません。そして、再発を防ぐためにはくも膜下出血の再発の前兆を知っておくことも大切です。今回は、くも膜下出血の再発の前兆について解説します。

くも膜下出血の再発の前兆「動眼神経麻痺」とは?

くも膜下出血の再発の前兆として代表的なのが動眼神経麻痺です。動眼神経麻痺とは、片方の瞼が開かなくなって、両目で物を見ようとすると物が2つに見えるようになることです。

動眼神経麻痺は、大きくなった動脈瘤が動眼神経を圧迫するために起こります。そのため、動眼神経麻痺になった場合は、動脈瘤が大きくなっている、そして、動脈瘤が破裂し、くも膜下出血が再発する可能性が高まっていることが予測できます。

また、大きくなった動脈瘤が動眼神経ではなく、視神経を圧迫して視力が低下したり視野が欠けたりするケースもあります。

くも膜下出血の再発の前兆として軽い頭痛にも注意が必要

頭痛

動眼神経麻痺のほかにも、くも膜下出血の再発の前兆として「軽い頭痛」があります。くも膜下出血の再発の前兆による軽い頭痛は、少量の出血が生じている状態なので、早期治療が大切です。

しかし、軽い頭痛なので、くも膜下出血再発の前兆とは思わずに我慢してしまったり、医療機関でも風邪と診断されてしまったりするケースが少なくありません。

くも膜下出血を発症したことがある人は、軽い頭痛であっても放置せずに医療機関を受診するべきです。そして、受診した際には、くも膜下出血を発症したことがあること、普段の頭痛と違う場合は、そのことを医師にきちんと伝えるようにしましょう。

くも膜下出血の再発を防ぐには定期的な検査が重要

くも膜下出血の再発防止のために前兆を知っておくことも大切ですが、定期的に検査を受けることも重要です。くも膜下出血の原因となる動脈瘤を検査で発見することができれば、動脈瘤が破裂してしまう前に処置することができます。

くも膜下出血を発症して10年くらい経過してから治療した動脈瘤が再び大きくなったり、新しい動脈瘤ができて破裂したりすることもあるので、1度検査して問題なかった場合でも油断せずに、定期的に検査を受けていくべきです。

まとめ

くも膜下出血の再発の前兆について紹介しました。くも膜下出血の再発率は高いですから、くも膜下出血の前兆を知っておきましょう。そうすることで、早めに対処することができるようになります。

また、くも膜下出血の再発予防として、傷ついた血管を修復する再生医療も注目を集めています。くも膜下出血の再発を予防したい人は、ぜひ再生医療についてもチェックしてみてくださいね。

 

No.0012

監修:院長 坂本貞範

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