今話題の再生医療とは?幹細胞治療の安全性や効果も解説

2019.11.25

カテゴリー: 再生医療

再生医療

こんにちはDr.サカモトです。

「再生医療」という言葉を、最近よく耳にするのではないでしょうか?

しかしながら、言葉は耳にしても、再生医療が実際どんなものなのか分からないかたが多いことかと思います。

そこでこのページでは、そもそも再生医療とはどんなものか?分かりやすく解説していきます。

再生医療とは?

再生医療とは、失われた細胞組織器官を再生させて機能を回復させる先進医療です。再生医療を行うには厚生労働省の認可が必要です。認可には第1種、第2種、第3種の3つがあります。

第1種

第1種は、ES細胞やIPS細胞など、他人の細胞を使って細胞を培養する再生医療です。

第2種

第2種は、幹細胞を使って、自分の組織を増やして自分の組織へ移植する再生医療です。

第3種

そして第3種は、PRP(多血小板血漿)のもつ組織回復能力を利用する再生医療です。

当院リペアセルクリニックでは第2種と第3種を使った治療を中心に行っております。

再生医療は安全なの?

日頃患者さんから、

「再生医療とはどんな治療か?」
「再生医療は安全なのか?」

という質問をよくいただきますが、

再生医療には「再生医療等の安全性の確保等に関する法律」というものがあります。

この法律にのっとり厚生労働省より認可を受けた治療に関しては、安全性が認められたといえます。

当サイトでは、安全性が確保されている再生医療治療のみを基準に発信していきます。

再生医療には効果があるの?

「そもそも再生医療には効果があるのか?」

という質問も多く寄せられますが、再生医療は今後大いに発展が期待される先進医療の分野です。

現在も様々な細胞を用いた再生医療や研究や治療が進められています。

再生医療の多くはまだまだ基礎研究の段階ですが、実はすでに臨床応用や再生医療2種、3種の治療も行われています。

当院リペアセルクリニックでも、膝関節疾患や糖尿病の患者さんに第2種の幹細胞治療を行っていて、膝の痛みや糖尿病で悩まれている多くのかたにその効果を体感していただいています。

まとめ

再生医療とは、失われた細胞組織器官を再生させて機能を回復させる先進医療です。

再生医療には、ES細胞やIPS細胞など他人の細胞を使って細胞を培養する第1種再生医療、幹細胞を使って自分の組織を増やして自分の組織へ移植する第2種再生医療、そしてPRP(多血小板血漿)のもつ組織回復能力を利用する第3種再生医療があります。

再生医療は、今後大いに発展が期待される先進医療の分野で、現在も様々な細胞を用いた再生医療や研究や治療が進められています。

先進医療なので安全性が不安になるかたもいらっしゃると思いますが、再生医療等の安全性の確保等に関する法律にのっとり、厚生労働省より認可を受けた治療に関しては安全性が認められたといえます。すでに臨床応用や再生医療2種、3種の治療が行われています。

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